危険 絶対にしてはいけないヘリウムガス吸引

危険な行為が流行っているらしい

バルーン仲間のFBに載っていた

https://www.facebook.com/etuko.takesita/posts/2208091282624769

浮かぶゴム風船をもらって

その中のヘリウムを吸って変声にするのがSNSで

流れているとのことを知りました。

昨日もお客様から同様の話を伺って

怖いと思いました。

とても危険な行為です。

今までBLUESKYは

ヘリウムについて何度かブログにも書かせていただきましたが

ヘリウム自体は安全な気体ですが

使用方法を間違えると命にかかわることがあります。

https://ameblo.jp/aoisora30/entry-12377831093.html?frm=theme

声を変えるヘリウムは

それ専用の缶があります。

こちらには

ヘリウム80%酸素20%の割合で入っています。

この混合ガスの変声缶でも

命にかかわる事故が多数起きています。

どんな危険性があるのか

問題となった事故としては

2015年にアイドルの人が上記の変声タイプのスプレー缶(韓国製)を

鼻をつまんで吸引後に、痙攣をおこし、転倒後に後頭部を強打し

その後に全身性の強直性間代性痙攣をおこし、意識障害後搬送され

ヘリウム吸引をきっかけとして脳空気塞栓症と診断された事故があります。

上記の事故は国会でも議論されました。

平成27年7月21日

ヘリウムガス吸引による事故に関する質問主意書

小児科学会での報告もあります。

ヘリウムガス入りスプレー缶の吸引

による意識障害

安易に吸い込んだヘリウムガスでの事故は

2001年から2012年までの間に

風船のガスそのものが26件

声の変わるガス(混合ガス)で5件

原因不明が1件あり。

意識消失、嘔吐、顔面蒼白、気分不良などの事例が

ほとんどですが、上記のアイドルの方の事故は意識障害や

左半身マヒなどの重篤な症状がみられました。

スプレー缶には大人用と記載はされていますが

ご家庭のパーティなどではお子さんも

声が変わるので面白がって使うことはあります。

ふざけたりして鼻をつまんで肺容量以上のガスを吸ってしまうと、

肺胞がやぶけて、肺圧傷(Barotrauma)となり、たまってはいけない

場所にガスがたまったり、血管に入って空気塞栓という怖い

状態になったり。

同じ状況でも少しの差で命の危険があるのです。

鼻をつまんで一気にガスを吸い込むなどの危険な行為は

お子さんのみならず、大人も絶対にしてはいけないことだと

理解していただきたいです。

今の流行はもっと危険です。

今、話題になっている浮かぶ風船から

直接ヘリウムを吸う行為は

もっと危険です。

BLUESKYは直接見てはいないのですが

ヘリウムをレンタルして、風船を配布する会社の方から

風船を何度もとりに来る小学生が数人いるので

話を聞いてみたら

風船のガスを吸って

声を変える遊びをしているとのことだったと

もちろん絶対に危険な行為なので

注意を促し、2度とその子たちには風船を渡さないように

お願いしました。

浮かぶ風船に入っているヘリウムは

日本の場合、ほとんど純度99.9%のものです。

変声用のスプレー缶だと酸素が20%含まれていますが

それでも

上記のような事故が起こるのですから

ほぼ100%のヘリウムを一気に吸い込むと

酸素濃度低下による窒息状態になります。窒息死を招くこともあるのです。

ゴム風船からの変声遊びは絶対に

ダメです。

業者をはじめ、イベントの主催者の方は

キチンと危険性を認識し配布を行ってください。

変声で遊んでいるお子さんを見かけたら

必ずやめさせて下さい。

風船は楽しく笑顔で見ていただきたいものです。

危険な遊び、好奇心からの試みはやめてください。

笑顔が大好きな

バルーン屋からのお願いです。

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