献体って知っていますか?私の両親は自分で申し込み献体をしました。

今朝の

山陰中央新報の1面と22面に

献体についての記事がありました。

献体をしてくださるご遺体が

少なくなっているみたいです。

私の両親は

島根大医学部に献体をしました。

生前に自分で申し込みをしていましたので

死亡を伝えられた時に、すぐに医大に連絡をしました。

献体とは
献体(けんたい)とは、医学および歯学の発展のため、
また、力量の高い医師・歯科医師を社会へ送りだすために、死後に自分の肉体(遺体)を
解剖学の実習用教材となる事を約し、遺族が故人の意思に沿って大学病院の解剖学教室
などに提供することである。

父は胃癌で

母は長年の膠原病のため、心臓が弱り
突然の心不全で亡くなりました。
二人とも島根医大に入院を何度かしておりましたので
自分たちの体が若い医学生の方の役に立つのならと
自分から申し込みをいたしました。

もちろん家族の同意書も必要ですので、私も兄も同意をしました。

心ない方から

親の死体を医大に売ったと陰口を言われたりもしましたが
そんなことは全くありません。

献体ってどうするの?

父の時は
亡くなった病院の安置所に
医大の方がお迎えに来てくださり。
集まった親族と数人の知人で、その夜のうちに
父の遺体を見送ることになりました。
髪の毛と爪を骨壺にいれて
葬儀に臨みましたので、
葬儀の最後の出棺はありませんでした。
お通夜の際も遺体がありませんので
すこしさみしい気持ちもしましたけど
父の望みでしたので、遺族は意志を尊重することが
家族としての父にしてあげられる最後のことだと思いました。
ただ、唯一不満なのは
病院で夕方、死亡を確認後に
あまりにも早く父と別れたので
それがとても心残りだったのですが
母も父同様に献体を申し込んでいましたので
突然母が亡くなった時もすぐに医大に連絡をしました。
父が亡くなってから12年たって母が亡くなりました。
父の時にあまりにもあっけなくわかれたので
母とは、一晩母と過ごせ
たくさんの方ともお別れが出来
迎えに来られた葬儀社の方も
母のゆかりの場所を回ってから出雲に向かいますと
言ってくださったので
母が毎日通った喫茶店や、店のあったところを
ゆっくり車で走ってお別れが出来ました。
今は、遺族の気持ちを尊重してくださり
此処の都合に合わせてくださるみたいです。

その後は

遺族に年に一度 大学から連絡があり
病理・法医解剖体と合同で、本学の創立以来祀られておられる多くのご霊位と共に、厳粛な慰霊祭をしていただいています。

遺骨の返却は

 2.3年後に解剖学実習の終了後に、学生さんが納棺後に
関係者職員の方が参列して納棺式、その後に斎場で荼毘に付し
収骨後に遺骨の返還の連絡をいただき家族の元に戻ってきます。
死後数年間
両親は医学生の勉強のためにしっかり最後のお役目を
果たしてから家に戻ってきました。
とても誇らしいことだと思います。

姑や夫は

自分は死んでからメスを入れられるのは嫌だから
献体なんてしないと、その時に言っていました。
それはそれで自分の考えなので
良いと思います。
献体とか臓器提供は
理解して納得した方がされるのが大切だと思います。
私自身もまだ迷っています。
もちろん医学の進歩のためには
解剖が大切だとわかっていますので
私は献体をすることを望みますが
残された家族も
私の意思を尊重してくれてから申し込みをするつもりです。

終活の時に考えてみてください。

今、盛んに終活が言われていますが、
死後の自分の身体についても一度考えてみませんか?
次の世代の医学の進歩のために
亡くなった体が役に立つというのも
終活を進める中で
一度考えてみるのもいいことだと思えます。

献体も条件があるみたいです。

感染症で亡くなられたり、事故であまりにもご遺体の破損が
酷い時は出来ないようです。
詳しくは、大学病院などにお問い合わせいただくと
詳細を知らせてくれると思います。

島根大学医学部の連絡先は

「島根大学医学部有終会事務局」 〒693-8501 出雲市塩冶町89-1
電話(0853)20-2585 受付時間:月~金曜日の午前9時~午後5時

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