プロって責任を請け合って仕事しています。
お仕事の依頼を受けてお話をしている時
金額のお話になったときに、
「そんなに予算はありません」と言われること多いです。
風船って安いんじゃないんですか?とも
そして浄水販売とか電気屋さんで風船を従業員さんが配っているのを
よく見かけます。
ヘリウム入りのゴム風船を配るのにおもりを付けずに、天然素材ではない
紐をつけて渡してることを見かけたことも
風船って手軽ですが
目の前で風船が破裂して、目に入ることもあります。
お客様が悲しい顔をしないように
長く風船を楽しんでもらえるように
考えて配っています。
ヘリウム入りの風船も
浮かぶ風船をおもりがない物を手を放すと、
自然に還らない素材の紐が付いたまま
森の中や海に落ちたとしたら
我が家に飛んできたアルミの風船の事を書いた
ブログ記事もあります。
どうなるか?
考えたことありますか?
手を放した風船が電車の架線に触れたり
電線に引っかかったらどうなるか考えたことありますか?
バルーンのプロってそこまで考えて仕事しています。
鮫島 サメポンさんが数年前のFBに載せていた
投稿が出てきていたので
今でも現状は変わっていない現実を
こちらにも とても参考になるので載せさせてもらいました。
イベント会場で思うこと
バルーンパフォーマーとして、プレゼンターとして、イベント会場に行くのが
私の仕事の一つです。
いつ何処で、とかではないですが、現場で残念に思うことがあるので、
それについて語らせていただきます。
楽しい雰囲気作りに便利なバルーンは、お手軽で安価なこともあって、
無料で配られるシーンが多くみられます。
私を含めた業者に依頼すると、想像以上のコスト(笑)がかかるので、
ブースを出している企業の社員さんやアルバイトさんが膨らませて配っている
ことが多いように思われます。
お客様に喜んでいただこうと思ってバルーンアートやラウンドバルーンを
特にこれからのシーズン、バルーンの取り扱いには細心の注意が必要です。
屋内のイベント会場で膨らませたバルーンは、気温の高い屋外に持ち出されて、
さらに日光があたると、中の温度が急上昇して急激に膨張し、限界を超えると破
裂します!
その際の音は、バルーンの発する破裂音としては最大級のものになります。
ヘリウム入りなら、浮いて体から離れている分マシですが、子供が抱き込む形
で抱える「浮かないバルーン」は最悪です。
そんなことを知っている私たち「風船屋さん」は、シーズンに合わせてバルーン
の内圧を意識的にコントロールしています。
現場で私が、バルーンを配っている企業に「圧力が云々・・・」なんて言いに行ったところで、「なんだコイツ?(~_~;)」と思われて終わりです。
この記事を目にしたFBやMIXIの友人知人の方々には、知っておいていただければと思い
記事にしました。
必ず風船専門店や経験のあるバルーンパフォーマーに依頼しろとまでは言いませんが、
「誰でも出来る簡単な単純作業」とは考えないで、
「お客様に気配りが必要な接客業」と考えて、想像力を発揮しながら対応して頂
ければ幸いです。
子供はバルーンを貰って嬉しくてたまらないのに、それが突然大きな音で破裂したら、
わざわざ持ち上げて落とされたようなものです。
配った企業のイメージは?
バルーンに対するイメージは?
子供にトラウマが残らない?
たかがバルーン!されどバルーン!
お客様の事を思いながら配って頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
バルーンの本当のプロでしたら
その日の気温や湿度に合わせたり、お客様の状況に合わせて
風船をふくらましたり、お渡しが出来ます。
作ったものに責任を持ちながら仕事をしています。
勉強もしていますよ。
素材について、施工について、ヘリウムについてなど
そこを考えて仕事をご依頼ください。
よろしくお願いいたします。