水風船の後始末をしない日本が心配だ。猛暑の遊びにぴったりの水風船

先週は真夏日が続き

公園で水風船で遊ぶ人が昨年よりも早く始まったようです。

タカラのバンチオバルーンは1度に100個の水風船が手軽に作れるので

発売当初から大人気の商品ですよね。

BLUESKYではあまり販売しませんが全国のバルーンショップさんでも販売しています。

夏日の日曜日の翌日

昨日 5月27日のお昼にお客様からお電話がありました。

日曜日に公園で水風船で遊んだ人が、風船を片付けずに帰ろうとしたので

風船を後始末して欲しいと頼んだら

「タカラトミーでは、この風船は土に還る成分分解素材を使っているので

そのままにしてもいいと書いてあるから放置してもいいのだ」と話されて

風船や、ストローの束の部分も置いて帰られたので、

その方は片づけをして帰宅されたのですが

どうしても納得いかないので

翌朝、昨日の朝タカラの始業時間すぐに電話をされて質問されたそうです。

タカラではゴミの後始末はしなくて、放置しても土に還る素材だから

良いと言っているのか?

すると、「そんなことは書いてないが、自然素材だから大丈夫だ」との返事だったそうです。

それ以上はクレーマーみたいに思われたのか、いやな返答しかしてもらえなかったので

もやもやした気持ちが残ったとのこと

考えた末に

専門家のBLUESKYさんへ問い合わせしました。

とのこと

どうしても風船がどのくらいで土に還るのか

本当に大丈夫なのか?

BLUESKYさんはどのように考えているのか?を聞きたいとの事でした。

BLUESKYなどのバルーン屋としては

リリースで飛んでいってしまった風船のその後について勉強をします。

地球環境からバルーンリリースを考えてみるなどのブログで説明しています。

https://masudafusen.com/wp-admin/post.php?post=1629&action=edit

上空8000メートルあたりでヘリウムが膨張し

風船はスパゲッティー状に粉々になり地上に落ちてきます。

また、土に落ちてしまったゴム風船は

木の葉と同じくらいの分解速度で土に還りますと説明させていただいています。

それは、主に上空に浮かび上がったゴム風船のことです。

それ以外の風船、たとえば、デコレーションで作った風船や、グリーティングで作った風船や

切れ端がそこに落ちていたら、それはゴミとして当然処分します。とお話しました。

分解には時間が掛かります。

落としてしまったり放置してしまったものが土に還るには

数ヶ月から数年の時間と分解に最適な環境が必要です。

↑の用に目に見えている状態だと

ゴミとして処分するのが当たり前の行為だと思います。

タカラの商品紹介ページやプレリリースの文章をBLUESKYも確認してみました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000009185.html

遊んだ後、割れた風船のかけらが残ってしまっても、風船本体が成分分解素材で出来ているので自然に土に還り、環境を配慮した仕様にもなっています。(※注1)子どもの頃に慣れ親しんだ“水風船”が、作る過程さえも楽しくなるさらに面白いものに生まれ変わりました。

この夏『バンチオバルーン』でたわわに実る水風船のワクワクを堪能してみてください。」

1 環境条件により土へ分解する期間は異なります」

と記載されています。

他の紹介ページにも

 

更に、水風船を投げて遊んだ後、割れたものは回収して捨てるという手間がありましたが

こちらは、成分分解素材で作られているため、そのまま放っておいても、自然と土に還ってくれるので回収する必要がないのが嬉しいところです。

と書いてあります。

これを読む限りでは

水風船で遊んだ後に放置をしても自然に還るから言いのだと理解できます。

それはおかしいです。

たとえ土にかえるにしても時間が掛かるのですから

目の前に

風船や、ストローとして残されたものは、その場に数ヶ月、数年残るのですから

手にとって拾えるものであるなら回収し、ゴミとして廃棄すべきです。

これがわからない、理屈だけ言う人間が増えたら恐ろしいです。

真夏日が続いた公園は水風船だらけになります。

私たちバルーン協会員も

ゴム風船の話をするときは、自然に還るエコの素材ですと説明をしますが

それは、決して故意に放置できるという意味ではないことは

今までは皆が暗黙の内に理解できたことでしたが

現状では、タカラが遊んだ後は回収しなくてもいいのだと表記している以上は

今回のようなことがこれから全国で起こる可能性があります。

ただ、私自身この商品を現在見たり確認をしていないので

HPや紹介サイトの文章しか確認していませんので

直接タカラアーツに連絡を入れました。

お客様は電話で自然に帰るから放置してもいいような回答だったと

言われましたが

BLUESKYはバルーン屋として

タカラに問い合わせしましたところ

下記のような返事を貰いました。

竹下様 ご連絡ありがとうございます。

また、ご懸念ごもっともと思います。

ご連絡頂いた件、該当する商品は当社タカラトミーアーツの「バンチオバルーン」になると思われます。ご心配をおかけして申し訳ありません。

ご指摘の通り、遊んだあとは片付けることが基本です。

当該商品の「注意」表記(商品パッケージフォーマット上、一番強い消費者向けメッセージ)に「破損したゴム風船のくずはきちんと捨ててください」、「使用上の注意」には「遊んだ後は割れた風船を回収してください。」と記載させて頂いております。

なお、本商品は天然ゴムを使用しており風船および口止めはやがて土に還ることを、粗悪な類似商品との「差別化」と「安心して遊んで頂く」ため、パッケージに表記しております。このことを遊ばれた方が誤解されたことと思われます。

大変申し訳ありません。 頂いたメッセージを開発担当者に共有するとともに、今後の商品開発、遊びのご提案に活かすようにいたします。

今回は貴重なご意見を頂きまして、ありがとうございました

との返事を貰いました。

商品のパッケージには破損したゴム風船のくずはきちんと捨ててくださいと明記してあるとの事、

それなのに、うたい文句の土に還るという部分だけで勝手に

放置してもいいと理解し、注意してくれる人に対してそれを言い切って

片づけをしない人が多くなることがとても心配です。

上記のタカラの回答を

お問い合わせいただいた方へ連絡をしましたら、

BLUESKYさんだと回答が違う、自分がしたときはこんな納得できる回答ではなく

もやもや、イライラしたのにと驚いておられました。

流石に専門家ですね。バルーン協会の方へ質問してよかったですと

とても喜ばれていました。

お客様もこれからはちゃんと明記してあることを指摘して注意が出来ると

自分の考えが間違いではなかったと言われていました。

お問い合わせにきちんとお応えできてよかったです。

夏中 暑い日には水風船で遊ぶのは楽しいものです。

楽しんだ後は、きちんと後始末をして

綺麗な公園で、また次回遊んでください。

風船に関する疑問などはお気軽に

日本バルーン協会へお問い合わせ下さい。

日本全国には沢山の協会員がおります。

風船のことならバルーン協会員へご連絡下さい。

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