地球環境から考えるバルーンリリースって?2 島根のバルーン演出BLUESKY

昨日のブログ

お客様からのご依頼で勘違いされていると思われたので、新郎新婦、ゲストが簡単に参加できる「バルーンリリース(風船飛ばし)」会場によってはできなかったり雨が心配だったりします。結婚式の定番演出「バルーンリリース」のやり方、注意点をまとめました。島根バルーン演出のBLUESKY

続きです。


昨夜5月17日金曜日の超難問クイズをご覧になった方おられますか?

録画をしてなかったのが残念ですが

「空に消えた風船の最後」と言うことで

成層圏まで上昇した風船の最後の画像が出ていました。

下の画像は風船宇宙撮影のHPのものです。

これと同じような結果の画像が流されました。

大きな風船の回収できるカメラを取り付けて

気球宇宙撮影の画像や本を出している

岩谷圭介さんの説明の動画も風船の行方が理解できます。

環境へ影響

上空で破裂した風船は数千の破片になり、地球上に降り注ぎます。これらの破片の大部分は海上に落下します。

ふうせん宇宙撮影で使用している、この風船の破片の素材は天然ゴムです。天然ゴムは自然の中にある素材であり、落下後落ち葉と同程度の時間で分解されることが研究の結果分かっているため、自然環境への影響はありません。

これを観ていただくと

バルーン業者がリリースが地球環境にあまり悪影響を及ぼしていないと

伝えていることが証明できると思います。

それを踏まえて

このブログを読んでいただけるとより理解していただけると思います。


さて、昨日からの続きです。

旅行業者さんからのリリースの問い合わせでは

土に還るエコのバルーンリリースを行いたいとの

ことでした。

1.土に還る風船

2.ヘリウムガス

3.風船につける紐(土に還るもの)とのご依頼

また、別のところからも

手紙を付けて飛ばしたいので相談に載って欲しいとのお問い合わせもありました。

1.2.3のご注文内容はバルーンリリースの基本ですので

そのまま見積をお出ししましたところ

紐をつけるクリップとのご依頼

「結ぶところが難しそうなので」

え?

です(苦笑)

「土に還る風船につける紐とのご依頼ですよね?」

「はい」

「このクリップの部分はプラスチックです」

「プラスチックは土に還らないし、海に落ちたら今話題の

マイクロプラスチックの海洋汚染の原因になりますよ」

「この企画のコンセプトにはあいませんし

私はこれを販売していません」

と説明しましたら

あー

そうですよね

「風船と紐以外のものをリリースの風船にはつけないことに数年前からしています。」

風船と紐がエコならいいと思っていました。

プロでない方がゴム風船を膨らますときに

クリップとかストリングバルブという器具を使われることがあります。

結ぶのが難しいと思われてのことですが

これらはプラスチックで出来ています。

↑こちらの風船もヘリウムを入れてから結ぶのが面倒なので

販売されているストリングバルブがついています。

飛ばさずに風船をお客様に配ったりするときには便利な器具らしいです。

(私たちプロは使いません。高いし風船に入れる手間や、漏れが多いので

すぐに萎んで浮遊力も低下するものです)

昨日も書きましたが

環境に配慮したバルーンリリースとは?

・ヘリウムガスを使用する

・ラテックスを原料とするゴム風船(エコバルーン)にする

・使用するゴムの留め具にはプラスチック素材を使用しない

・糸をつける場合は生分解性を持つ木綿糸や輪ゴムを使用する

・糸はできる限り短くする

・バルーンは一つずつ飛ばし、集合体でリリースしない

風船や糸は意識をされていますが、結ぶところのことは全く考えて無かったみたいです。

冷静に想像してみるとわかるのですが、

風船のプロではない方にはそこまで考えなかったというのが正直な気持ちだと思います。

エコグリップはどうですか?と

次に言われました。

いろいろ担当者さんも調べているみたいですが

基本、エコグリップは

飛ばさない場合に使うものです。

浮かんだゴム風船を手渡しするのにはいいものだと思いますよ。。

でも、今回はリリースですよね。

エコクリップつけたら飛んで行きませんよ。

万一飛んでいっても遠くには行かず

近場の木に引っ掛ったり、電線に絡みますよと伝えました。

リリースには不向きです。

リリースするには重りの部分を切り離す必要があります。

BLUESKYは基本

リリースの風船には紙の紐、または木綿の紐以外の

ものはつけないことにしています。

土に戻らないカーリングリボンがからんだ状態で

海岸に流れ着いたりする写真を見ると心が痛みます。

紐は状況によっては、紐を短めにしたり、紐つけずにリリースします。

風船が少しでも高く風船が上がるように、成層圏まで上がりキチンと破裂できるように

負担になるものを出来るだけつけないように心がけていますので

数年前からは手紙を着けてのリリースはしていません。

風船にお手紙をつけることもお断りしています。

風船に取り付けた手紙が遠くの方に拾ってもらって

連絡が来たりするのはとても夢がある話ですが

手紙をビニール袋に入れたり、針金などで取り付けたりする方が多くて

地球環境にはよくないことですし、

結び目のところに手紙だけつけたり、中に入れたりもやってみましたが

手紙をつけるこは、途中で落ちることを前提にしてリリースをすることです。

風船への負荷になるので、浮遊力が落ちるので引っ掛ったり

海に落ちる可能性が高いので、全部の風船を人が拾ってくれるとは限りませんので

夢のある素敵なことですがお断りしています。

リリースの風船は

上空高く上がり、粉々になり地上に落ちてくることを前提に

飛ばす必要があります。

風船の状態で落ちることは、粉々になるよりも分解に時間が掛かったり

動物や河川、海洋に悪影響を及ぼすことも考えられるのです。

飛ばすのであれば浮遊の妨げになることは極力しない。

それがBLUESKYの基本です。

2件目のお問い合わせにもその旨を伝えました。

最初の旅行会社の方へも

BLUESKYはしないけれど、どうしても結ぶのが難しいと思われて

すぐに手を離さないようにするには

バルーンリリース用 紙クリップのご使用を伝えています。

出来たら手に持つ部分もリリースの際は外して欲しいくらいですが

今ある、クリップ類ではこれが一番いいと思います。

BLUESKYは販売をしておりません。

想像していただきたいのは

丸い縛る部分や、てにもつ部分が

空から落ちてくるとどうなるかを

たとえ軽いものでも2センチから3センチある

厚紙が上空から落ちて人に当たる可能性もあります。

紐の下に何かついていると、風船同士が絡みやすくなります。

単体で飛ばすべき風船がリリース途中で絡まる可能性もあります。

全く安全とは限りません。


地球環境に優しいエコロジーバルーンはすこし

高額ですがあります。

ゴム風船よりも土に戻りやすく、海や川に落ちてもとけやすい

紙で出来たバルーンがあります。

環境に優しいエコロジー風船

生分解性の素材だけでできた風船です。
弊社で製造販売している風船は、すべて同じ生分解性の素材でできているので、

紫外線を浴びると

(1)水と (2)炭酸ガスと (3)バイオマスに分解されます。

風船に付属の手持ち用の紐も、同じく生分解性の紙素材です。
また、その紙紐を風船に付けているセロファンテープも、市販のバイオマス素材でできた物を使用しています。
そのため、海に落ちても、土に落ちても、一旦紫外線を浴びると(気象条件により速度はまちまちですが)徐々に生分解されていきます。
風船のデザイン(形状)は以下の種類がございます。

  1. ハト型(白)
  2. 丸型(白、赤、青、黄、緑)

こちらの商品に関しましては取り寄せになります。

お問い合わせ下さい。


無駄な部分、危険な部分は出来るだけ外して

飛ばしたいとBLUESKYは願っています。

海外のSNSや、海洋学者さんのHPなどには

風船の糸が絡まり、動植物を苦しめている画像が見られます。。

糸で束ねた風船を飛ばす。自然分解されないリボンを用いる。などの誤った使用方法が原因でこれらの残念な状況になっています。

このような事態を発生させないため、BLUESKYのバルーンリリース、風船飛ばしは、

ゴム風船単体で飛ばすか、糸をつける場合は速やかに水に溶ける紙糸や木綿糸を短くつけてバラで飛ばすことを徹底しています。

ですから、エコグリップや紙グリップも販売しておりません。

ゴム風船は地上約8000mまで上昇し、気圧の影響でパンパンに膨らんで破裂し粉々になった状態で地上に落下します。

風船をしっかり上昇させるには風船の浮力を確保し、浮力を考慮しながら準備を行うなどの配慮、雨天時は実施しないといったBLUESKYルールを持って実施していますので、

すこし厳しいかもしれませんが、せっかくのリリースが人に迷惑になったりすることのない安心してできるリリースをBLUESKYは行いますのでご安心下さい。

お客様とお話をして

私たちのリリースに関する思いとか

基準とかが正確に伝わっていないことが判りました。

BLUESKYを含めバルーン業界全体でキチンとリリースの

ことを伝えられるように今後もお客様の声を大切に

勉強させていただきます。

長い文章

お読みいただいてありがとうございました。

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